2010年09月24日

月刊 憲法運動を読んで感じたこと

今日は憲法運動という雑誌の紹介です。
月ごとに発行されているこの雑誌の9月10日付号には一橋大の名誉教授の浜林さんの話がのっています。

比例定数削減の問題、小選挙区制の問題点などが書かれています。が、最後に労働への向き合い方について書かれたところがあり、それが非常にしっくりときたので紹介します。


以下原文
自分の仕事を一生懸命やるなか、革命という大きな方向を見出していく、そのことが、私は大切だと考えます。それぞれの仕事に専念すれば、世の中の矛盾が見えてくる、まじめに取り組めば取り組むほど見えてくるはずです。
例えば、教師は教育の仕事に専念するなかで、さまざまな問題点に突き当たり、それに取り組むなかで、矛盾を感じるようになります。そのときこそ、政治や社会を変えていく本当の力が生まれてくるのではないでしょうか。


私は街頭で青年の働き方の調査をしたりしているのですが、その調査では不満や愚痴、不安を聞いているんです。確かにそこから見えてくるものもたくさんあります。
しかし、浜林さんの文章を読んで、改めて、仕事のやりがいのなかに「こうなったらもっといい」といった前向きな愚痴がでてくるんだなと思いました。

今の働き方で、この「やりがい」を見つけるのは難しいです。
ただ、このやりがいの職種を超えた交流が民間と公務のギャップを埋める上でも大事な要素です。
教員なら、子どものために、公務員なら地域、住民のために、私のように保険を扱うものなら契約者のために、といったようにきちんと仕事に取り組んでいく。
そうすることでその子どもや住民、契約者ためという仕事のやりがいを阻害しているもの、制度はなにかというのが共通の認識になるんだと思います。

浜林さんは最後に労働時間の短縮の重要性を語っています。

やりがいを交流するのも時間がかかります。労働時間短縮は労働組合にとって喫緊の課題と言えると思います。



あと、前の話とは変わるんですが、最近、非正規労働者の労働組合への結集はかなりまじめに取り組まないといかんなと感じています。
正規のみの労働組合では逆に労働組合が分断を作る手助けをしている部分があるのではと。
まあ、「大事だなんてことはわかってるけど、難しいんだよ!」ってなことだとおもうんです。そしてこれだっていう案があるわけでもないんですがね・・・
難しいですよね。改めて非正規労働というのはすばらしい分断ツールだと思います。

松本賢治


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この雑誌、中身がいいのに知られていません。アマゾンでも入手不能‥
うーん。もったいないバッド(下向き矢印)
posted by 井上 at 13:16| Comment(0) | 青年・学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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