2011年02月02日

青年の結集のために必要なこと@

現在議論中の労働者教育協会の提言案には、こうあります。少し長いですが引用します。

「●基礎的理論の学習教育をすすめるうえで配慮すべきいくつかの問題
 いま、科学的社会主義の基礎的理論を扱う場合、注意すべき問題があります。第一に、一方的に結論を押しつける態度を避け、なぜこの基礎理論が大事なのか、なぜ学ぶ必要があるのかという問題意識を明確にすること、さらには基礎理論と現実の諸問題との関連を大切にする視点が重要です。とくに若い青年たちは、「二重の苦しみ」のなかで、生活と雇用の問題で苦しみ、生きることの悩みが深刻になっています。この彼らに科学的社会主義の基礎理論学習をよびかけるとき、この「二重の苦しみ」と無関係に、いくら正しい理論といって働きかけても、なかなか接点が生まれてきません。大事なことは、青年たちを悩ます「二重の苦しみ」やそのおおもとにある問題を解明するのに科学的社会主義の学習が必要であることを訴え、ともに考えようとよびかけることです。
第二に、基礎的理論を何かできあがったものとして固定的に見ないことです。この30数年の日本を見ると、科学的社会主義の基礎的理論の再検討が進んでおり、そのなかで大きな成果を生み出し、またいくつかの問題が引き続き検討されています。したがって、重要なことは基礎的理論を固定的に見ず、この間の検討の成果を踏まえ、さらに再検討されている問題に対する配慮が必要です。その点で、協会の教育理論委員会の役割が重要になります。科学的社会主義の基礎理論の動向を集団的に、組織的に検討し、学習教育における一致点を確認していくことが求められています。
 第三に、この間の新自由主義の影響により、青年たちのなかで社会に対する関心を失い、社会を科学的に合理的に考えることを避ける傾向が生まれており、そのことへの配慮が必要になっています。異常な競争主義のなかで、社会的に排除され、「自己責任」論の影響を受けることによって、青年たちのなかで、社会と真正面から向き合い、社会を科学的に考察することを避ける傾向が生まれています。科学的社会主義に接近する道がふさがれていることでもあり、言い方を変えれば、科学的社会主義の国民的基盤が崩されつつあるともいえます。したがって大事なことは、この崩されつつある科学的社会主義の基盤を立て直す努力です。その意味で、広範な青年層を対象とし、科学的で合理的な思考を取り戻し、社会を科学することの大切さを再確認する学習教育がきわめて重要になっています。科学的社会主義そのものの基礎理論教育とともに、その前提として、個人と社会、社会とは何か、民主主義と人権、社会を科学するとは、などの学習を重視することがきわめて大切になっています」。

相当深い分析がなされていると思います。

本日、霜田さんと日本の青年がエジプトの青年ように行動するのかとの意見交換しましたが、答えは同じくノーでした。

これから、学んでいきたいところですが、国家は教育によって必要な人材を育成していきます。つまり「国家は現代を生きる青年の精神」をある程度コントロールすることに成功していると私は見ています。

そこで、上野俊樹さんの著作集を借りて学んで行きたいと思ったところです。
なんとこの本の編集委員に上滝真生先生が入っているではありませんかるんるん

こちらからのアプローチが変わらないといけないと思う今日この頃です。

つづく
posted by 井上 at 16:06| Comment(2) | 科学的社会主義の探求? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
興味深いテーマですね。
真理を求める探求心が、青年にはあるはずだという思いは持ち続けていきたいと思います。両方の面から、教育の力は偉大ですね・・・。
Posted by さくらこ at 2011年02月02日 18:51
真理を求める探求心が眠らされているのだと思います。
資本論学習から解放?されたので、掘り下げて勉強してみます!
Posted by 井上 at 2011年02月03日 16:30
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