2011年02月04日

青年結集のために必要なことA

@「次世代育成」「後継者育成」という言葉をめぐって
ここは、誤解されている方は少数だと思いますが、念のために触れておきます。
「後継者育成」をしなければならないことはいうまでもありません。
問題は、働きかける側が「後継者育成」をするために何をしたらいいのだろうか。という発想に立ってしまう危険がはらんでいます。
若い世代は、「育成」されるという角度から接近すれば、反発が生まれます。
図式的にいえば、組織を維持しなければならない→「後継者育成」となります。

労働組合や民主的団体に入ってくる青年の動機は様々ですが、基本的には「要求を実現」することを求めて入ってくるのです。その中で、それぞれの組織の大切さを実感し強く大きくしなければならないというふうに認識が発展していくはずです。
段階論になってはいけないのですが、この基本的な流れを押えた上で、取り組みを進めていかなければならないと思います。

A科学的社会主義の教育内容について
理論はどんどん発展しています。しかし原理原則が大きく変わるということではありません。
つい先日開催された、民青同盟の専従者用の中央幹部学校(4泊5日)のカリキュラムとレジュメを見せていただきました。科学的社会主義の講義もペースになっている文献が最新のものになってはいますが、基本的には同じ内容です。
ですから、私たちの(私は若く見えますが中年です(笑))科学的社会主義の理論のすごさをいくら強調しても、かみ合わないということになります。

B青年達の変化
青年・学生の本質(正義感があり、真理を探究する世代)そのものは、変わってはいないけれども、育ってきた環境が違うだけに青年が変化しているということも事実です。
私は、学生をしたことはありませんが、学生運動なら10年以上やっていた実績を持っています(汗
私達の世代では、まだ学生自治会も機能していた最後だと思います。学費値上げ反対のデモなどもやりました。しかし、クラス討論などはすでに出来る状況ではなく、一言カードに自分の思いを書いてもらいます。それをビラに貼り付けてすぐに配って、また声を集めるという繰り返しをひたすら続けます。(1日3回で1ケ月で世論はガラッと変わります)

時代は移り、みんなと一緒に学んだことがない。というのが今の青年達です。学園に山のようにあった自主ゼミも10数年前から姿を消しました。
学ぶことは、大学に入るためやスキルを身につけること。また自分を磨くこととしてしか経験していないし、周りの青年達も同じ状況だということです。

科学的社会主義の学びの入り口にどうしたら立ってもらえるのか。
次回はそのことについて考えてみたいと思います。
つづく

posted by 井上 at 13:29| Comment(0) | 科学的社会主義の探求? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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