2013年10月15日

「集団的自衛権と日本国憲法」学習研究会開催しました。

松竹伸幸さんに、「現代の戦争と日米同盟及び集団的自衛権の基本認識」で60分。「安全保障・国際貢献と日本国憲法の平和思想」で60分という、じっくりとした学習会をやりました。

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何の原稿もなく、2時間しゃべり続ける松竹氏

第1回目
はじめに 何を明らかにすることが大切か
一、冷戦期は侵略と抑圧の代名詞だった
 1.まず発動された実例を見てみよう
 2.同盟の枠内では侵略と抑圧を意味していた
 3.勢力圏思想を引きずった考え方だから
二、冷戦後も平和の流れへの逆行している
 1.湾岸戦争の経緯は何が大事だったのか
 2.9.11後の対テロ戦争は何が問題だったのか
 3.現代における集団的自衛権の位置はどこに
三、自己目的化する安倍首相の思考の問題点
 1.実例が示す現実に何の関心も持っていない
 2.具体的な必要性も何も示していない
 3.アメリカの「負」を強めアジアは混乱へ
おわりに

第2回目
はじめに 戦争を起こす二つの要素を低減させる力
一、紛争を生みだす武器を規制する力
 1.毎年50万の命を奪う小型武器の規制で
 2.大型の武器規制でもおおきな役割
 3.核兵器に対して挑むためにも
二、紛争そのものを終結させる力
 1.武力紛争における人道支援のために
 2.紛争当事者に武器を捨てさせた実績
 3.いま、この力が世界で求められている
三、紛争の根源に立ち向かえる力
 1.国連開発計画が9条を求めている
 2.戦後の日本経済を支えた9条
 3.軍事大国偏重の安保理を変えるために
おわりに この実績を日本近辺で実現するには

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3連休初日の昼からという日程からか、37人の参加という微妙な人数。

しかし、憲法9条の果たしてきた役割がとてもよくわかるお話でした。
松竹氏の2冊の本は「政治を変えるために本気で書いた」というだけの説得力があります。
3年後をにらんで、しっかりととりくみを進めて行くことがますます重要になっています。

〜感想から〜
*あいまいな猜疑心が知識によってよりどころを得て納得出来ました。具体性の中で、9条の力が活かされる日々を今期待します。学び続ける喜びがあり感謝でした。

*安倍政権になってから、絶望的に考えていましたが、9条の素晴らしさ、それを持つ日本のつよさ(有利さ)を再確認出来ました。9条をきちんと守ること、経済的にもアベノミクスなど跳ね飛ばして若者が生まれて来て良かったと思える日本にしたいと思います。とにかく元気の出るお話でした。

*猪口邦子の話しと伊勢崎賢治氏の話しは、初めて聞き新鮮でした。長らく「日本は金だけ出して血を流さない」「憲法9条の制約を取り外し国際貢献が必要」という改憲の声が大きくなっています。しかし今日の話しでは「日本国憲法9条の国際平和の力」は大変良かったです。
「金の力」があればこそ、武器の回収や内乱の防止が出来る。仕事や職業訓練出来る世界戦略が具体化することが出来ることが良く理解できました。

参加者の割には、本が良く売れるのが、松竹さんの著書。
この日は「集団的自衛権の深層」14冊。「憲法9条の軍事戦略」7冊でした。

なんでも、「知らない事が乗っているので、売れるとの噂も」

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また新しい著書が出たら来てくださいね。

posted by 井上 at 15:21| Comment(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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