2017年03月20日

たたかいの現局面

体調を整えつつ、精神障がい者としての活動は行っています。
つい先日行った講演のレジュメだけ紹介します。資料15枚は割愛させてください。


2017年3月16日
 障害基礎年金申請の現状 (中間報告にかえて)

双極性感情障害 ICD10コード 障害基礎年金2級 井上淳一
〇一連の流れ
 ・都道府県で年金申請の格差があることがわかる
 ・約2年放置されていたことをマスコミがバッシング
 ・専門家検討委員会が8回の議論。「等級判定ガイドライン」を作成
 ・昨年9月〜ガイドラインの運用開始
  →医師に対して、「障害年金の診断書 記載要綱」を送付
 ・4月末をめどに、日本年金機構の事務センターを東京に集中
 ・?
 ・3年後のガイドラインの見直し

〇用語の確認
 ・日本年金機構は、厚生労働省の指導管轄下にある
 ・認定医とは、日本年金機構が全国の医師と個別に年金申請の許認可の判定を
  行ってもらうために、委託契約を結んだ医師のこと。高知は4人。全国203人→240人

〇診断項目の再確認と新しい認定事務の流れ
 ・診断書、ガイドライン、医師向け指示、認定事務の流れ
 ※診断書が日本年金機構の中央事務センターに集まるように。しかし認定はそのまま過去の認定医に。
  具体的には、各都道府県で行っていた、認定作業を一回は中央に集める。しかし、認定実務は各都道府県に  戻すという、余計に手間のかかるものに

〇現段階をどう見るべきか
 ・事務手続きの中央集権化はすすんだ
 ・しかし、急激な認定の変化が起こらないように、配慮を払っている
  →厚労省から年金機構にその旨の通達が出されている
 ・土佐病院に聞くと変化は感じられないと。(サンプルすくない) →高知県も変わりないと答える
 ・全国のこの問題を注視する人々からの発言もない
 ※個人的意見。ゆっくりと「格差是正」の口実で。申請を通りにくくしていくのではないか
 ・継続申請は、「ガイドライン実施時に障害基礎年金や障害厚生年金等を受給している方で、 ガイドライン  実施前後で障害の状態が変わらない場合は、当分の間、等級非該当への変更は行わないこととします。」の  範囲内であると推測される。
 
〇これから
 ・これだけの時間と予算。年金機構の単身赴任を伴う人事異動があるにもかかわらず、「都道府県格差の是   正」は進んでいない。必ず、大きく舵を切り「是正の名による足切り」が始まる。
 ・誰でもなりうるという宣伝と、3障害は同じという政府の立場で反撃を。
 ・最低補償年金制度の創設のうごき なども考慮し、必要な制度設計などの探求
 ・憲法25条で保障された、生存権をうばう動きに注視し、今から声をあげること

正直難しさを感じる。「うつは心の風邪ひき」と宣伝された経緯がある。カゼで人は自殺するのだろうか。まさか、自分が「風邪」になると思うのだろうか。
最大の敵は、偏見である。こいつが、ホントに悩ましい。
posted by 井上 at 18:11| Comment(0) | メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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