2013年08月30日

わざわざたずねて来てくれました

昨日、事務所にいると何人かの方が、事務所を訪問してくれました。
「いやー。はじめてお会いしますね」と、言ってくれたのは、今年高知大学を退官されたZ川先生ではありませんか。(すいません。私はすぐにだれだか分りませんでした 汗)

高知大学には、霜田さんもいるし、S木先生もおられて、学習協会員のマルクス経済学の先生に恵まれています。ですので、存じ上げてはいたものの直接お会いするのは初めてです。

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記念写真をパチリ 少しかしこまっています

高知大学で、経済原論の専攻で、資本論を研究されてこられたのがZ川先生です。
Z川先生が著書を書かれて、4回で資本論の講義をやられるということを知ったのは、もう3年も前のことになります。わずか4回の講義で資本論1巻の中身を話されるとはと、強い興味をもって、日程が合わず参加できなかったことが思い出されます。
「4回やったかのう。もう、わすれてしもうた」と。ニコニコされています。
http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/2010/content.html ←これこれ。

たまたま、高知県立大学の集中講義で、来高されていたので、学習協をたずねて頂いたとか。
現在は地元に戻られて生活されているようです。
現地の学習協に連絡をしておきますから。と意気投合したひと時でした。
これからの活躍にも期待しています。

posted by 井上 at 16:21| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月21日

弁証法について学ぶ E

昨日は、弁証法の学習会でした。
高知大学もすっかり新入生歓迎時期独特の華やいだ雰囲気がありません。

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サークル勧誘のテントがないので違うのかな?

まずは腹ごしらえと生協で食事にしました。

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昨日のメニュー。少し食べ過ぎかも(汗

今回は、zwieschlachtigという部分です。(ドイツ語フォントがないため書けません)
長谷部文雄氏の訳や河上肇氏の訳も、zwieschlachtigという言葉を「2者闘争性」と訳していました。ですので、1970年代の初めごろまでは、「論理 歴史説や概念の自己展開」という考え方が支配的で、その影響のもとに、この訳語が使われていたということになります。
見田氏は、ここを批判して、資本論1部第1章「商品」の部分ではいわゆる弁証法という方法はまったく使われていない事。たんなる分析と綜合のみで記述されていることを指摘しています。
「両面性」「2面性」とかと訳するべき言葉のようです。

第2章の「交換過程」に入ってから、対立物の闘争という弁証法的矛盾が出てくることになります。
なるほど。鈴木先生は大学1回生の時に資本論と併読して「資本論の方法」を読まれたそうです。

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解説する鈴木先生。

あー。もっと早く資本論学習にとりくんでたらよかったなと思うこの頃。いやいや、人生は長いので今が本腰を入れて学ぶ時だと思って頑張ります。


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2013年03月28日

弁証法について学ぶ D

前回より、すこし時間が経ちましたが、いよいよ宇野弘蔵氏(宇野学派)の批判の部分に入りました。

うーん。宇野氏の言い分がよくわからない。てことで、さっそく質問とあいなり、ほとんど講演のようになりました。
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「宇野原論」は資本論と併読してないと、理解ができないもので、マルクスの解明を「弁証法的方法」により、独自に解釈したもののようです。
資本主義は商品に凝縮されていて、商品が自己展開することにより、発展していくという、ある意味ヘーゲルのような考えに基づいています。この自己運動こそ「弁証法」という訳です。

宇野氏は帝国主義という「不純物」が入ってきたら、「段階論」という独自のカテゴリーによって説明しようとしました。しかし、マルクスの解明した資本主義の分析の上に帝国主義の特徴が表れているというのが、現実です。

この「資本論の方法」の学習会は、マルクスの分析方法を徹底的に論じながら、読者である私達にマルクスの思考方法の訓練をさせてくれているもので、他には代えがたい学習会であると思いました。
こんな話し、初めて聞いたということの連続です。

とっても楽しいひと時なので、興味がある方はメールにて連絡をください。
posted by 井上 at 12:43| Comment(2) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月06日

この本を探しています

資本論の解説書です。新書版で3冊なのですが、なかなか見つかりません。
どなたか、譲っていただけるのがあれば、右上のメールからお知らせください。

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残念ながら、かたりあふ書店にも在庫はありませんでした。
ネットで買えない事はないのですが、ものすごいプライスの前にたじろいでいます。

現在2巻の単純再生産の部分を学んでいますが、なかなかの手ごわさです。
お構いない方、よろしくお願いいたします。
posted by 井上 at 17:09| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

資本論 2巻学習 E

いろいろな予定にて、少し間があいてしまいました。
今回は、第20章 単純再生産の第5節 貨幣流通による諸変換の媒介

ここはなかなか難しい  いや、めんどくさいところです。

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言っている意味は、なんとなく理解出来ますが、ここまでやらないといけないのか?
という疑問が少し残ります。

「経済学批判」のタイトル通り、しばらくはAスミスらともお付き合いをしなければならないようです。

全国的に見ても、本文を飛ばさずに学習を続けている人は以外と少ないようですね。
来年も頑張って、すすめて行きますよ。

posted by 井上 at 12:38| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月17日

弁証法について学ぶ C

昨日は、高知大学の鈴木先生との「資本論の方法」の学習会でした。
私がチューターだったため、久しぶりに熟読しました (汗

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資本論1巻のもくじが役に立ちました。(いまいちピンボケ)
今回の学習範囲は、第二章 価値 商品 資本の概念 の最初の 商品の分析のところです

資本論の構成は、第1分冊部分までと、とそれ以降で分析方法が違っているという点です。
最初の部分は、ふつうの統合的方法がとられており、後者は資本のカテゴリー以後弁証法の方法がとられているということ。

商品の分析にあたっては、「われわれの研究は商品の研究から始まる」ということで、商品を分析した結果、使用価値と価値の統一物としての商品を統合的方法で書いています。

まあ、普通に資本論を読めばそのような理解になると思うのですが、ローゼンベルグの「資本論注解」(1970年代ごろまではかなりの影響力を持っていたとのことらしい)などは、「商品こそ、抽象がそこまで到達しなければならないと同時に、それ以上すすんではならない限界である」などと書いてあります。

資本論の解釈の違いによって、いろいろな考えが生まれるものなのだなあと。
宇野学派についての批判は、次回の部分となります。

マルクス自身が、「経済学序説」において、将来の誤読を批判する意味をこめて、すでに理論展開してある部分には、奥が深いと関心したところです。

先日開かれた、倉敷集会での「資本論学習交流会」でも「資本論の方法」は、「読んだら、分かった気になる」と勧めておられる方がいました。確かに、資本論を理解する上で力となる一冊だと思ったことでした。

資本論の1巻を読まれた方は、途中からでも参加出来ますので、メールにて問い合わせください。

posted by 井上 at 13:41| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月05日

弁証法について学ぶ B

「前進は後退」ということ。

見田石介の「資本論の方法」の5回目の学習会が昨日ありました。
今回学んだ部分を要約すると「前進は後退」ということになります。

@資本論は商品の部分から、書かれています。
まず、商品が分析されます。商品の二つの要因 使用価値と価値 からなっていると。
そして、使用価値と価値 が分ってはじめて商品が何かが分るという具合に。
ただ、一方的に分析が加えられているだけではありません。

A商品も資本論の後の部分を読むともっと理解が進みます。
最初は、商品だけを取り出した分析でした。
しかし、商品資本の説明を加えると、より深く商品についての知識が膨らみます。

このように、資本論は展開されていると。これが積極的・弁証法の精神であると。

そして、この「資本論の方法」の書かれ方も、すぐ後の「価値・商品・資本の概念」、「弁証法的方法の本質」と読み進めていく中で、初めに言われていたことをより詳しく理解できるという書き方となっているようです。

「前進は後退」であると。うーん。奥が深い。

話しは変わりまして、私の連れ合いも高知大学生時代に社会科学研究会にて、S木先生の援助で資本論1巻を独了しています。まさか、夫婦そろってご援助いただけるとは、不思議な感じですね。
posted by 井上 at 12:38| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

資本論2巻学習 D

資本論学習をすすめていくうちに避けては通れないのが、アダムスミスさん。
なにせ、イギリス経済学を批判的に継承して作り上げられたのが資本論ですからね。

しかし、読んでも読んでも分かったような分らないような…
19章は難しいので、先に20章を学んでから読み返した方が分りやすいとのアドバイスもあります。

どうやら、Aスミスは、固定資本(価値増殖の観点からは、不変資本だが、資本の流通の観点からは固定資本)
のことを見落として、計算を進めたらしい。
で、論じていくと話のつじつまが合わなくなり、こっそりと「固定資本」の部分を密輸入したと。ふむふむ。

しかし、ここで大切なところは、労働価値説を根拠に「労働が価値増殖の源泉」であることを主張したというところです。

重農主義、重商主義の欠点を大きく乗り越えていく過程がわかり、科学的な経済学を打ち立てた軌跡が分ります。ホント難しいところですが、わかる楽しみにみち満ちています。

私は、資本論学習をこの機会に集中的にすすめて、分かりやすく説明できる力を養いたいと思っています。
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posted by 井上 at 13:08| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

資本論2巻学習 C

資本論学習をどうやってすすめているのか?
疑問に思ってらっしゃる方もいるのではないかと思います。
また、自分達もやってみたいと思っている方も。
一般的には、講師が講義としてしゃべる方法が多いのではないかと思います。
私たちの場合は、自分の理解でレジュメを書いて説明していきます。
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今回は、私の順番なので出来たてのレジュメをアップしてみました。
あくまでも、私の理解なのでくれぐれもご注意ください(笑)

こうして、自分なりの説明をしなければ、霜田さんの雷がおちるのでありました。
(現在は、霜田さんが留学中のため、М本 元県学習協事務局長がアドバイザーです)
そのあと、補講が行なわれて、なんとなくわかった気分になってゆくのです。
posted by 井上 at 10:23| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月25日

弁証法について学ぶ A

昨日は、月1回開いている、高知大学のS木先生との「資本論の方法」学習会の3回目でした。
前回は、体調わるく欠席しました。
今回の部分は、第2節「マルクスの分析」の部分です。

資本論がなぜ、商品の分析から始まっているのか。
いや、ここから始めなければ科学的分析とはならないかということ。

このことが、ストンと胸におちました。

私も、資本論の最初の部分の山脈を超えるのには、かなり時間がかかった方だと思います。
20代の私は、一応読んだ。「それは、見たということでは?」という指摘もあります。
2003年になってから、学習協のおこなう資本論講座での挑戦にて、ようやく理解しまして。
その展開を注意深く再度学んだのは「18才からの資本論講座」の講師をさせてもらった時でした。

この楽しさを語り広げていくのが学習協の役割なのだと思うと、ホント、やめられませんね。

追加で質問したのは、「労働の自己疎外」「矛盾」についてでした。
*資本論1巻を学ばれた方は、ぜひ一緒に学びませんか? 途中参加も歓迎ですよ。

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なんと、S木先生は、鳥畑与一先生と同級生だったとか。

  




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2012年07月17日

資本論2巻学習 B

いよいよ梅雨あけのようです。大好きな夏がやってきました。

ペースは月2回(3月までは、毎週でした)と落ちていますが、続けています資本論2巻学習。
今日の範囲は、第二篇の一番最後の部分第17章「剰余価値の流通」です。

「参考書なしで学びなさい」といろんな方からアドバイスを頂きますが、見取り図ぐらいはあった方がいいなと思う私です。
しかし、ここらあたりは、ほとんどの参考書では飛ばされているので、自力で読み取っていくしかありません。

今回は、単純再生産の部分を重点的にやりました。講師のМ本さんが分かりやすく図に書いてくれたのでなっとくしたような気がします。
資本論学習は、他にはかえがたい魅力がありますね。

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2012年05月31日

資本論2巻学習 A

4月から、S田副会長はドイツへと旅立ちました。
ここで、資本論学習をストップしていたら前に学んだところを忘れてしまいます。

そこで、М本県学習協元事務局長にお願いして、私たちの資本論学習の援助をして頂いています。
なんだかんだと恵まれているなあ。

それはさておき、分からないっ。

第15章回転時間が資本前貸の大きさにおよぼす作用 「資本の過多」の部分の理解です。

不破さんの「資本論全3部を読む」第4冊目P228〜 では、それは「マルクスの錯覚だった」と。
不破さんの理解を支持する人と、それを読んでもなんか違うんじゃないかなという私と。わからないという人と。

他の方たちは、どんな感じで理解しているのでしょうか???
ここが次回学習会までの宿題となっています。

なんだかんだと、2巻も後半部分にさしかかりました。
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2012年05月18日

弁証法について学ぶ@

だんだんと体調も良くなってきていますので、ブログを更新していきたいと思います。

新しく、学習援助をして頂けることになった高知大学のS木先生。この日の参加者は学習協の会員5人です。最初なので「資本論の方法」の書かれた歴史的背景について語って頂きました。
一つは、宇野学派に対する批判という側面があるということ。もう一つは、新講座派に対する批判もあるということ。もちろん、ヘーゲル哲学の考え方についての講義もありました。

これまで、フォイエルバッハ論の理解で、ずうっとひっかかっていた問題が氷解しました。新日本版31P
@哲学の根本問題で、唯物論と観念論の考え方で、自然を本源的と見た人達が唯物論の陣営を作ったと。これは分かりやすい話しです。
Aいま一つの側面として、世界とわれわれの関係。思考は現実の世界を認識出来るのか。という問題が提起されています。

この部分はもう何回読んだかわかりません。

この日の講義で、マルクスの弁証法の考えの理解の違いが、学派間の違いとなっていること。
弁証法の方法として、分析と綜合を繰り返し、もっとも抽象的なカテゴリーから具体的なカテゴリーに上昇していくことです。論理の歩みが歴史の歩みに必ずしも一致していないということ。

人間の認識の仕方にも、順番があって、一挙に到達は出来ないけれども、しかし認識できないなにものかは存在している訳ではなく、不可知論の入り込む余地はないということを頭の中で整理することが出来ました。

するとAの部分の理解に深みが出てきます。
やっぱり学ぶことは楽しいですね。


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2012年04月18日

学習会参加の方、若干名募集です

私は、全国の学習協のメンバーの中では若手のようですが‥
そろそろ、本気で実力をつけないといけない時期がきています。

今年1年は、じっくりと学習をしていく予定です。

S田副会長はドイツ留学へと1年間旅立ってしまいましたが、新しく高知大学のS木先生が学習援助をしてくれることとなりました。

そこで、「資本論の方法」見田石介著 を集団学習していくことになりました。

月1回火曜日午後7時〜学習会を行ないます。
@資本論の第一部を独了されていること
A事前に学習範囲を読んでくること
Bチューターの順番になったら、レジュメを作ってくること

と、少しハードルが高いようですが、学ぶ意欲にあふれている方を若干名募集いたします。
メールにてお問い合わせください。

posted by 井上 at 12:48| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

構えがなっていない。スイマセン。

そう、体調がすぐれていなかった昨年は、自分にやさしく「出来なかっても仕方ない」「今はのんびりするしかない」と自分に語りかけてきました。

しかし、火曜日から快調な日々を過ごしながら資本論を読むのが間に合わない。
てことで、レジュメが出来ずに木曜午後の学習会に参加することとなりました。

ここで、雷がなる。うーん。あいすいません。とほほ。
資本論をなめていた訳ではありませんが、原書を読んでも???
分かっているのかいないのか。

「私でも3回は読まないと、どこが分かってどこが分らないのかが分らない。
簡単でいいので、自分の理解で説明するように」とS田副会長。

一緒に学習をすすめる友人とも相談して、毎日少しずつ読み進めることにしました。
1章の「貨幣資本の循環」を終わったところで、2巻のもつ役割がなんとなく見えてきたような気もします。
こんな恵まれた環境を生かさない手はないな。
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第2章、3章の意味について解説するS田さん。

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2011年12月13日

資本論2巻学習 @

ようやく、資本論2巻の学習に入りました。

1日目は、あーだこーだと学習の進め方について話しあいました。
結局、私のレベルアップのために開いて頂く学習会なので、私の決意しだいということになりました。

私ともう一人の集団学習のМさんの2人が30ページづつレジュメを切ってきて、説明するというスタイルになりました。
専従事務局長として、若さと行きよいだけでは限界にさしかかっていたため、地道な努力が必要な時期です。

で、残りの時間で序文を読み合わせして、討論しました。

それにつけても、ここで批判されているリカードの言い分が分からない。
「労働は価値の尺度である。ところが、資本との交換では、生きている労働は、それと交換される対照化された労働よりも小さい価値をもっている。労賃、すなわち一定量の生きている労働の価値は、それと同じ量の生きている労働によって生産される生産物、またはこの労働量がそこに表される生産物の価値よりもつねに小さい」とある。

労働は価値の尺度である。このことは正しい。問題はその後がさっぱり分からない。
「木を見て森を見失うとダメですよ」とアドバイスを頂く。
「まあ、リカードの言い分が分からないので、このまま消滅したわけで、ここはとばしてマルクスの言い分が分かればいいか」と言ってみる。

その後、資本論本文では1巻全体で明らかにされたことが、マルクスの反論として凝縮して展開がされている。

それでは、マルクスの言いたかったことを説明をしてください(S田)
「えっと。労働者が売っているのは労働ではなく労働力ですよね」などと、だんだん自身はなくなるし、頭はこんがらがってくる。うーん。

最後に、S田さんの補講となって行きました。
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さあ、これから1年ぐらいのチャレンジです。どこまで伸びるのやら。
posted by 井上 at 15:48| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

資本論学習はじまります

今年は、何をやっても時間がかかっております。スイマセン。

ようやく、資本論2巻の学習会の準備が調いました。
8日(木)の午後1:30〜 毎週木曜日の午後の時間帯を使って進めていきます。
場所は高知大学です。 助言者はS田副会長です。

我こそは、資本論の2巻を読破したい。理解を深めたいと考えのみなさん。
ご遠慮なくメールを頂ければ幸いです。

マルクスに挑戦しようではありませんか。
資本論 5 第2巻第1分冊 [新書] / カール・マルクス (著); 資本論翻訳委員会 (翻訳); 新日本出版社 (刊)
posted by 井上 at 12:50| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

資本論の2巻3巻の学習をしませんか?

コメントに少し乗っちゃいましたので、このブログにてあらためてお知らせします。

資本論学習については、引き続いて開講の要望を頂いています。ありがとうございますぴかぴか(新しい)
学習協として開講していきたいのですが、まだ実現の運びとなっていません。

その前に、(なかなか先に進まなくて申し訳ありません) 総会の記念講演を皮切りに「帝国主義論講座」を開講することが決まっています。
詳細については、もう少しお待ちいただければ幸いです。
やり方は「18からの資本論講座」を全面的に継承して、講義→グループトーク→討論発表→補講というスタイルを予定しています。月1回日曜日の開講で約半年間の学習期間の予定です。
本文を読まなくても、(もちろん読んだ方がいいですグッド(上向き矢印))帝国主義論の内容の骨格を理解していただけるような内容を予定しています。私達を取り巻く、最新の身近な問題に迫っていきますので、相当面白くなるのではないかと思っています。

その他に現在考えているのは、私の力量アップ(個人的動機)も考えつつ、資本論2巻3巻の本文の独了とその内容理解のための小サークルづくりです。
ちなみに、私の実力のほどは、読んだというより見たというレベルで分からなくとも最後まで進んだというのが現在です。
今回は、平日日中に週1回集まって、2巻3巻の全体を理解しようという試みです。かなり時間がかかると思われます。

とりあえず、お知らせしないとどれだけの需要と条件があるのか分かりませんので、このブログを借りて(いつものように乗っ取って?)お知らせいたします。
興味ある方はお気軽にメールにてお問い合わせ頂けば幸いです。集まったメンバーで細かい調整をしたいと思っています。
「講座」という形で、開講するものではありませんのでご注意ください。

posted by 井上 at 11:55| Comment(2) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

いざ、「資本論の方法」にチャレンジ

さあ、自力をつけるべく、読むことにしました。

がっ。難しいふらふら

霜田さんに、さっそくアドバイスを仰ぐ。

「まあ、資本論の読み方というか。資本論の中にどのように弁証法が駆使されているのかを書いた本ですよ」。

これいつ読んだの?
「大学生の時」

ポイントは?
「東大に宇野さんて方がいらっしゃって、その影響力も大きくて、しかし間違っている典型なので、それを批判した本ですね」。

難しんですけど?
「まあ、古典なんてそんなもんでしょ。1回読んですべてわかるんなら、研究なんていらないしね」。

はあ。確かにそうなんだろうけれどっ。地方学習協の力量アップは孤独なものだなあ‥
小5になった娘もはりきって勉強しているようなので、父親がここでくじけてはなるまいあせあせ(飛び散る汗)
posted by 井上 at 15:21| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月29日

18才からの資本論。最終コマ。

最終コマは、みんなの期待に反して13人と参加がすくなくなっちゃいました。
しかし、1年間通して参加された方もおり、新たな開講を要望する声も寄せられています。

第24章「いわゆる本源的蓄積」です。

ここは、ホントに難しい。イギリスの歴史を知らないため解説も出来ないし、詳しく解説したところで、チンプンカンプンになりかねないふらふら

あれこれの解説書を見てみても、正面から解説してあるものはありませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

講師団会議にて、わかりやすく説明する方法を伝授していただき、ようやくお話しすることができましたるんるん

ここの部分、今どんどん出版されている的○教授の解説にはこう書いてあります「ある意味で経済学の本来の内容から離れているともいえます。つまり、経済学が現在の経済を対象にし、(中略)本源的蓄積はそれに至るまでの経済史であり(中略) 座りにくく最後に持ってきたとおもわれるのです」とあります。

霜田さんが、補講で資本論の全体像を振り返りつつ、抜本的な批判を加えます。

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「ここは、資本主義の始まりについて分析した章であり、資本主義にも終わりがあるという意味を持っているのです」と。

一人ひとりに、証書が手渡されます。

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こんなんです。

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さあ、終わってからのミニパーティはひと目を避けて、人文学部棟に移動して行われました。

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受講生の3人が作ってくれました。20人分だったそうですが、あまりの美味しさにほぼたいらげました。ありがとうございまするんるん


感想文を紹介します。
「現代社会でただただ生きずらさを感じ、なぜ貧困がなくなないのか? という問題に答えが出せず、富と貧は対立すると同時に、対でもあるから仕方ないのだとあきらめていました。
この講義で、社会をつくっている資本とは何であるのか?労働者は何であるのか?社会とどうむすびつくのかということをとてもわかりやすく理解できたことで、出来事や日々学ぶ中で生かすことが出来ることがとてもうれしく思いました」。

「4回も欠席したことで学びに挫折(?)が生じた。しかし、来るたびにいろんな人の考え方に触れられて楽しかった。帰ったらすぐに復習しようと思うのですが、いつの間にか次回の予定日がやってきます。資本の蓄積の仕組みについて、是非労働者に理解してもらい、世の中の流れをいつか変えたいと思う」。

などなどです。

一番勉強になったのは、私だと思います。1年間ありがとうございましたー(長音記号2)

学習協の仕事は、今日までです。みなさんよいお年を。
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2010年11月30日

今、学ばなければならないポイントと。 古くて新しい議論。

「18才からの資本論講座」もついに11回目です。残すはあと1回のみ。
今回の参加者は、16人でした。

「資本の蓄積過程の下」の部分ですが、「上」の復習も含めてお話ししたので、全体像を理解できたのではないかと思います。

いつものように、グループ討論に1時間以上使いました。
今回は古くて新しい質問である「資本家は、労使が協調して企業がもうかれば、労働者の状態もよくなるといいますが、その主張をどう思いますか」です。

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個々の企業では、とりわけ零細企業の場合は、潰れてしまっては困るので企業は儲けなければなりません。
しかし、社会全体でみれば話しは変わってくるというところに、この問題のロジックがあるようです。ずばりと見抜いていますぴかぴか(新しい)


話しは、「資本主義的蓄積の一般法則」に戻りますが、今ここの部分の学習とそれにそう研究が待たれていると思います。今、資本論を読むならココだと思いますグッド(上向き矢印)

18才からの資本論らしく、思い切り簡略化したレジュメの関連部分はこうです。

「○資本主義的蓄積の一般的法則
@資本の蓄積過程とは、資本主義の搾取関係そのものが拡大再生産されていく過程です。資本の蓄積がすすめば、資本の規模が拡大して労働者の数が増えて、資本の搾取がひろがります。同時に、生産性が増大して資本の有機的構成が高まり、相対的過剰人口が累進的に形成され、それによって現役労働者の労働条件と賃金が圧迫され、資本の搾取が強まります。
この蓄積が加速度的にすすみ、資本の搾取が量的にも質的にも拡大・強化されるにつれて、必然的に、社会の一方の極には、少数の資本家階級の手に巨大な富が蓄積され、社会の他方の極には労働者階級の失業と貧困が広がります。

A資本主義的蓄積の一般的法則は、労働者階級の貧困化を引き起こしますが、それは、労働者階級の相対的貧困化と絶対的貧困化という形をとってあらわれます。
1.相対的貧困化とは、労働者階級の社会的地位が資本家階級の状態にくらべてわるくなることです。労働者階級があたらしくした価値(国民所得)のうち、労働者のうけとる価値(賃金)の割合が小さくなることでわかります。
2.絶対的貧困化とは、労働者階級の状態が自分の以前の状態より悪くなっていることで、労働日の長さ、賃金水準の下落、失業率の増大などなどによってしめされます」。


ここの貧困化の部分には、かなり議論があるらしく、理論の発展が求められているのではないかと思った1日でした。
「なぜ資本主義は貧困を広げたか」(唐鎌直義・元専修大学教授)、「非正規労働は『自己責任』なのか ――「資本論」の産業予備軍論に立ち返り考える」(関野秀明・下関市立大学准教授)のO田理事の備忘録を発見したので貼り付け。もちろん、資本論講座の講師の1人です
posted by 井上 at 10:55| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

やった。ついに合格点?

昨日はいつものように、日曜日開催の「18才からの資本論」講座の講師団会議が開かれました。
今回は、「資本の集積の下」ということで、第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」を扱います。

なななんとぴかぴか(新しい)
語句の修正のみで、合格となりましたるんるん

もちろん、事前のアドバイスあってのことですが(汗

講師団会議は、私がたたき台を作って、たたかれまくられ? ほぼ全面書き直して、当日講義も基本は私という塩梅で、説明不足部分に他の方からフォローを入れていただいていますグッド(上向き矢印)

いやー。大変だったけど、これをやりきったら名実ともに事務局長と言えると自分の中では思っているので、もうひと頑張りですexclamation×2

今回の勉強で、「資本の有機的構成」という概念が正確に理解ができました。

それにしても、ここの章は現代の日本に当てはまる非常に面白い部分ですね。
1970年代には、「貧困化」を説明してもなかなか理解してもらえなかったようです。
しかし、資本論での「貧困化」の概念は、世間一般で使われている「貧困」という言葉とは意味合いが少し違うところがポイントのようです。
おそらく、訳語の問題だと思われますが、ここは議論に混乱が生じてしまうところだと思われます。

しかし、経済11月号での唐鎌さんの論文「なぜ資本主義は貧困を広げるのか」にあるように、「資本主義的蓄積の一般的法則」を抜きに、「貧困」問題を考えてもいけないということが、「貧困」問題を取り組む私たちが、理解しなければいけないテーマだと思われます。
posted by 井上 at 13:03| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

東京学習会議から本が届く

P1020945.JPG

新装版で、再発売されたようですぴかぴか(新しい)
しかも、自費出版とか。頭が下がります。
微力ながら、販売に協力していきたいと思います。

資本論は、ホント魅力に満ち溢れていますが、登るのにはかなりホネがおれますふらふら

いきなり、講師をするチャンスに恵まれた私は、かなりラッキーだったと思いまするんるん
高知県には、講師のできる知識人がかなりいらっしゃいますからね。

有名な話しなので、ご存じの方も多いかもしれませんが、下の新書版は再発売の署名運動まであったとか。しかし、アマゾンなどでは手が届くプライスではないですからねたらーっ(汗)

http://www.amazon.co.jp/%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E8%B3%87%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%80%883%E3%80%89%E5%8E%9F%E5%85%B8%E7%AC%AC3%E9%83%A8-1979%E5%B9%B4-%E6%9C%89%E6%96%90%E9%96%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E5%B4%8E-%E6%A0%84%E6%9D%BE/dp/B000J8BP0W/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1289977302&sr=8-2
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2010年10月29日

道のりは険しい

昨日は、資本論の講師団会議でした。
新しく出版されたこの本も話題になりました。


一週間 de 資本論

一週間 de 資本論

  • 作者: 的場 昭弘
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/10/22
  • メディア: 単行本




私はまったく気がつかなかったのですが、テレビ番組の方の説明には「間違いがある」と霜田さんの先輩から、連絡があったとか。
いやー、奥が深いですなグッド(上向き矢印)

で、私のたたき台ですが、わずか3行だけ合格っ。
あとは、全面的に書き直しですバッド(下向き矢印)

とりわけ、「剰余価値の資本への転化」の部分は理論的にもむつかしく、「18才からの資本論」らしく大胆にポイントだけをお話しすることとなりました。

受講生のみなさん、ご期待くださいぴかぴか(新しい)
まだ、4行目を書いているところですが(笑)
posted by 井上 at 11:18| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

第10回目 資本論講座受講生のみなさんへ

たいへん申し訳ありません。
本日発送した、ニュースに間違いがありました。日を間違えて印刷してしまいましたふらふら

31日(日)9:30〜で変更ありません。

場所は、学園祭開催中のため、共通教育棟がかりれません。
しかも、にぎやかです。

東門近くの、高知大学教職員組合事務所をお借りしました。
お間違いないようよろしくお願いいたします。
posted by 井上 at 15:45| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

資本論講座の学習範囲のお知らせ

欠席されていた方にお知らせです。

講師団会議で、のこりの3コマでどこを学ぶのかということになり、
次回は、第21章「単純再生産」と22章「剰余価値の資本への転化」をやることになりました。

原書を読まれてくる方は、ここの部分の予習をお願いいたします。

なお、資料は週末には発送したいと考えています。
posted by 井上 at 14:01| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

雑誌「経済」に霜田さんがのる

霜田さんは、知っている人はしっていますが、なんと32才という若さですぴかぴか(新しい)

青年といってもおかしくありません。

経済の往復書簡「内田樹×石川康弘」のあとの、87ページからのっています。
しかし、その後の「漫画・サブカルチャー体験と若者」には、ついていけない‥
「マンガは読まないからなあ」と、会話したところでしたるんるん


経済 2010年 11月号 [雑誌]

経済 2010年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新日本出版社
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 雑誌



経済11月号の最終原稿です。クリックしてください。
posted by 井上 at 13:29| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

上滝真生先生より、資本論の講義レジュメ届く

今年の3月から行った講義のレジュメですぴかぴか(新しい)

全部で259ページありまするんるん

項目レジュメではなく、講義でお話しされる全体を書いたものですね。
これはうれしいプレゼントですグッド(上向き矢印)

上滝先生は、若い人との学びでいろいろと活躍されているようです。

学びの一歩―大学の主人公になる

学びの一歩―大学の主人公になる

  • 作者: 和田 寿博
  • 出版社/メーカー: 新日本出版社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本




の著者の一人ですし、その他にも。
経済の09年5月号の「マルクス経済学のススメ」の特集号では、(3人の学生と1人の労働者)
上滝さんと青年学生との対話に登場します。

今、読み返してみましたが、これから学んで行く方にぴったりの内容となっています。

素晴らしいプレゼントを生かして、これからの学びにつなげていきたいと思いまするんるん
posted by 井上 at 10:59| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月29日

18才からの資本論 ついに9回目! 相対的剰余価値

世の中資本論ブームがつづいているらしい。

一昨日から始まった、NHK教育の「一週間de資本論」
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20100930_doc.html

こんな番組が放送されるとは、時代は変わりましたね。

ソ連の崩壊で、資本主義バンザイだと思っていたら、現代の日本はまるで19世紀に書かれたマルクスの資本論とそっくりではないかとの導入です。

「むき出しの資本主義」ということばが、何度も使われているのが印象に残ります。
しかし、たった2回の放送で私たちの9回目の部分まで追い付いてしまいましたよ(笑)

まあ、「一週間de資本論」はテーマごとに資本論の生命力を検証するという組み立てなので、早いのかもしれませんがあせあせ(飛び散る汗)

さて、今回の「相対的剰余価値の概念」はいままでで、もっとも難しい回となりました。
やはり、イメージしにくいところだからだと思います。

講師団会議で指摘されましたが、「マルクス自身による資本論入門」では、ここはバッサリと削られていますふらふら


マルクス自身の手による資本論入門

マルクス自身の手による資本論入門

  • 作者: ヨハン モスト
  • 出版社/メーカー: 大月書店
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本




今回は、私の講義は30分。質疑に40分。グループトークに60分あまり。グループ発表と補講となりました。

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これが、説明のあとです。

「労働生産力を高める」という正しい理解だけでなく、「労働強化」に少しブレてもいいのではという計画でしたが、ほぼ正確な理解となったようです。

単発参加の「オープンハンド松山」(ブログの右のをクリックしてみてください)の学生さんも、しっかり自分の言葉で発表されていましたるんるん
全部で17人の参加者でした。

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P1020787.JPG

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今回の補講は霜田さんです。

P1020791.JPG

特別剰余価値について、補足して頂きました。
posted by 井上 at 10:10| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

大学院入試レベルだそうな

M尻さんから、資本論は読んだことある人が少ないので、もっと書いたらとのアドバイスです。
彼女は、U田さん(中央→西日本の大県に)のもとで、レポートを書いて集団学習をしていたとかぴかぴか(新しい)

昨日は、明日の講義に向けて講師団会議でした。
「相対的剰余価値」についての説明のために、あーでもない、こーでもないと。
思った以上に難しいのでありますバッド(下向き矢印)

霜田さん曰く「相対的剰余価値の概念について説明せよ」というのは、大学院の入試で出たそうですダッシュ(走り出すさま)

最大のポイントは、「個々の資本家が労働の生産性を増大させて‥必要労働時間を引き下げるという目的が、必ずしも浮かんでいるわけではない」と、絶対的剰余価値と違って目的意識的に剰余価値を手にいれようとはしていないことだグッド(上向き矢印)

しかし、「労働の生産力を増大させることは、資本の内在的な衝動であり、不断の傾向である」と書かれている。この部分をうまく説明できるのかが、ポイントのようでありますなぴかぴか(新しい)

自宅にある方の新日本出版の資本論を読み返してみる。わずか15ページしかない部分です。
これは、連れ合いが大学時代に社会科学研究会で集団学習をしていたときの本です。
うーん。1回読んだだけでは、理解が難しいことが、?や線のあとでよくわかります。

先月こられていた、上滝先生も「読めば読むほど味がある」と。
確かに、資本論にぐいぐい引き込まれていく私。魅力に満ちた本ですね。

現在入手可能なもので、もう少しわかりやすい解説書があればいいのですが、「これっ」というのがないのが現状ですふらふら

その点、M本元事務局長の作った「解説ノート」が、現状では最高のテキストのようです。
しかし、非売品なり。

さあ、明日が楽しみでするんるん
資本論 1 第1巻第1分冊

資本論 1 第1巻第1分冊

  • 作者: カール・マルクス
  • 出版社/メーカー: 新日本出版社
  • 発売日: 1982/11
  • メディア: 単行本




あれ?、すいません。第3分冊からですあせあせ(飛び散る汗)
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2010年09月02日

どうやら、資本論を通して自分を語るということみたいです

とうとう8回目となった「18才からの資本論講座」です。
今回は、16人の参加+2人のゲストでした。

長い講座なので中だるみが出てきて参加者が少ないのかと思っていましたが、日曜日の朝でも、仕事などいろいろと出席が難しい条件があるみたいですね。

まずは、2人のゲストの方にあいさつをして頂きました。

P1020667.JPG

こちらが、上滝先生です。

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そして、丹下先生です。

いつものように、私が50分ぐらいのお話しをします。
今回は、絶対的剰余価値の生産の部分です。すなわち「労働時間の延長」です。

そして、グループに分かれて討論しました。

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最後にグループ発表と講師団からの補論がありました。
今回は、受講生のみなさんの模造紙に書きこんだ文章の一部を紹介します。


「残業として認めるのは、事前申請で許可したもののみ。申請しにくい雰囲気」(あとは、サービス残業)

「残業代25%割増ししても、剰余がある。それはそれ以上に剰余価値率が高いから」

「誇りとやりがいのある(仕事なので)サービス残業」

「お昼休みを時間どおりに取らせない」

「サマータイム制で始業を早めて、終業時間はそのまま」

「決められた労働時間で終わらない仕事量が‥たいへん」


と、どんどんと体験を通じた意見がてんこもりのように出てきます。

さらには、現実に見合う階級闘争の方法も。

「ちゃんと休む勇気」「みんなで休む」「適当にサボるのも階級闘争」(喫茶店に行く)


資本論学習は、理論を学ぶだけでなく、資本論を通じて自分を語るということのようです。
これが、今後の学習とたたかいに結びつくのでしょうね。

「学習協の学習会を増やす」というのも、2つありましたぴかぴか(新しい)
今、出番の時のようですグッド(上向き矢印)
posted by 井上 at 11:39| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

ブログでお知らせしました。 資本論講座の懇親会の報告です

私と、霜田さんを励まして頂くとのことで、開催して頂きましたぴかぴか(新しい)

愛媛大学の丹下先生は、学習の友にも記事を書かれておられるので、ご存じの方もいるのではないかと思います。経団連の春闘でもある、方針文書に対する分析を一昨年とその前に書かれています。

また、上滝先生はもっと先輩にあたりますが、京都学習協などでバリバリとマルクス経済学の講師をなされています。
http://www6.plala.or.jp/kyotohorimaru/jyohou/syusemi-15.pdf
他にも、現在資本論の学習の講師も行われているとのことです。

P1020701.JPG

今回、お店選びだけ任されましたので、イチオシの天賀(てんよし)にしました。

私が到着するとすでに、はじまっていました。

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実は、よく話しになるのですが、「飲み放題」は実はお店にもお客さんにも、両方に損だということです。お酒の単価はけっこうするので、「どれだけ飲むのかわからない」ので、あらかじめ、料理を引いておくというのが、この業界の常識のようです。
ですので、肝心の料理のお味が今一つとなり、「ここのお店はこんな味だった」となるそうです。

P1020703.JPG

さあ、コース料理の始まりでするんるん

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揚げたてのアツアツが、カウンターごしに出されます。

この日のために、わざわざチョイスしておいてくれたお酒は2本でした。
もちろん、スーパーでは売っていません。
県外の人が多いと言っておくと、旬のお酒を用意しておいてくれました。

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こちらは、生のお酒ですね。しかも今しか飲めないものです。

P1020714.JPG

こっちは、酒米の王者「山田錦」を超える挑戦をしている、「銀の夢」を使ったお酒でした。

みんなで「どれどれ」って感じですグッド(上向き矢印)

資本論の内容などあまり難しい話しはなしで、楽しい会話で満喫って感じです。

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こちらが、店主です。

P1020726.JPG

最後は、天茶でしめ、です。

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記念写真をパチリ。
高知大学の霜田さんの先輩にあたる先生や上滝先生が高知大学におられた時の社会科学研究会のメンバーも参加して、わきあいあいとした雰囲気のうちにお開きとなりました。
食事とおしゃべりで3時間です。
これぐらいの、ペースがいいですねぴかぴか(新しい)

私と霜田さんは、みなさんにおごっていただき、ホントありがとうございました。
しっかりと、満喫しましたので、身を引き締めて頑張っていきたいと思いますグッド(上向き矢印)

I葉さん、幹事ごくろうさまでした。
posted by 井上 at 10:45| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

井上流 資本論第1部の読破術

8月15日の石川先生のブログで、「私のおすすめ3冊」の中に、資本論第1部が掲載されていたのに刺激をうけて書いてみますぴかぴか(新しい)

ふた昔ぐらいまでは、資本論関係の解説書もたくさん入手できましたし、大学でも「経済原論」の講義や、社研がありました。

私は、大学には行っていませんが、連れ合いは学生時代に社研で読破しています。

やはり補助的支えが必要な本だと思います。
まず、マルクスの書いてある文章の枝葉に引っかかって、前に進めなくなります。
「前に進む」ためのオススメの本は、これがいいと思います。

『資本論』を読む〈上〉

『資本論』を読む〈上〉

  • 作者: 浜林 正夫
  • 出版社/メーカー: 学習の友社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本




『資本論』を読む〈下〉

『資本論』を読む〈下〉

  • 作者: 浜林 正夫
  • 出版社/メーカー: 学習の友社
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 単行本




驚くほど、原書がすらすらと読めるようになります。
なにせ、目的が資本論を読み進めるために書かれてあるからです。
まず、この本をだまされたと思ってページをめくってください。

次に内容の理解の助けとなるのが、今話題となっているこの本です。

マルクス自身の手による資本論入門

マルクス自身の手による資本論入門

  • 作者: ヨハン モスト
  • 出版社/メーカー: 大月書店
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本




資本論の中心ポイントを、抜粋?するような形で書かれてあります。
文章も読みやすく、理解を助けてくれます。


最後の切り札は、「資本論をよく理解している人にわからない部分を聞く」ということです。

いくら読んでもわからない部分があります。私は電話して聞くようにしています。
もっとも、最初からすべてが分かるわけがないのでありましてるんるん

先に読み進んでいくことが、重要だと思いますグッド(上向き矢印)

私の回りを見回してみても、資本論を持っている方はたくさんいますが、読了されている方はかなり少ないのが現状です。

しかし、現在行っている「18才からの資本論」を受講されている方の中から、原書を読了されている方が数名出てきています。
難しいけれども、読めないわけではなくじっくりと進んでいけば必ず読了できるものだと思います。

もうひとつ、マルクス自身が述べていますが、第8章から読み始めるという方法もあります。しかし、私はオススメしません。
第1章から順番に論理が組み立てられているからです。
最初から読んでいくと、途中から霧が晴れるように「マルクスがなぜ回りくどい文章を書いているのかが分かり」理解するためには、そのほうが早いと思います。


あーっ。今日は第8章「労働日」の講師レジュメづくりで、資本論と格闘の日々となりますふらふら
「講師は進んで引き受けろ」といわれますが、私にはハードルが高すぎるのがホントです。むりやりの飛躍ですねわーい(嬉しい顔)

しかし、がんばりますよぴかぴか(新しい)
posted by 井上 at 09:43| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月22日

シーニアの「最後の1時間」

高知大学にて、講師団会議をひらきました。

私以外の3人の実力は、素晴らしいです。
今回は、古典派経済学の限界とマルクスの発見などの前提の上での話しなので、私にはよく分からない会話も飛び交いますふらふら
P1010477.JPG
私の作った、たたき台をもとに「みんなで知恵を」練っていきます。

テキストにしている、宮本さんのつくられた解説書は、私が読んだ限りでは、一番原書に忠実であるだけでなく、分かりやすいものです。
是非本として、だれでも手に入れるようにならないかと思ってしまいます。

しかし、受講生の中には「それでも難しい」との声もあるとのこと。

約3時間の議論の結果、6章と7章の部分ですが、@これまでの流れ A不変資本と可変資本とは何か B労働力の搾取度の詳しくわかりやすい説明をするとの結論になりました。

みんなが、好きなシーニアの「最後の1時間」は、省かれることとなりましたバッド(下向き矢印)

分かりやすい図での説明をする霜田さんです。
P1010479.JPG

日曜日の朝の学習ですので、明後日頑張って準備します右斜め上
私が一番勉強になってます。
感謝です。がんばるぞグッド(上向き矢印)
posted by 井上 at 12:46| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

18才からの資本論 その2 レジュメは間違えてた方がいい?

なにせ、私は資本論1巻を読むのはまだ3回目なのです。
しかも、19才の時に読んだのは、ただ文字をおっただけでまったくチンプンカンプンだったため、その後資本論から遠ざかっていました。

その後、民青専従時代には、独習指定文献なるものがあり毎月何を読んだのかのレポートを提出しなければいけないというシステムがありました。
残るのは必然的に資本論となる訳です。しかたなく、2巻3巻は気合いで読んだだけバッド(下向き矢印)

まあ、最後まで読み通すことから始まるのかなあと、今では思っていますが(笑)

今回は、第5章の労働過程と価値増殖過程の部分です。私が、剰余価値がどのように生まれるのかを正確に理解しておらず、講義中に質問がでました(汗
当然、答えられる訳がなく、М本元事務局長に補講をお願いしました。
P1010358.JPG

すごく丁寧に、剰余価値がどこから生まれるのかを説明してくれました。
P1010361.JPG
これが、説明の跡です。

うーん。さすがです。誰からも頼まれてもいないのに、資本論の2巻3巻の解説書を作っているぐらいですから、並みではありませんグッド(上向き矢印)

よくよく、資本論を見ると(331ページ 新日本新書版)にきちんと説明がされてあり、私の理解不足でしたふらふら

しかし、後の感想では少しぐらい間違えてた方が、「疑問」が出てきて、「より理解が進むね」という結論にわーい(嬉しい顔)

こんな具合に、みんなでつくる資本論講座として進んでいます。
わざわざ、愛媛県の松山市から通っているI葉さんとも、「今日は、遠くから来た甲斐があったね」と話したことでした。
posted by 井上 at 09:12| Comment(0) | 資本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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